保育士特別セミナー
保育士資格の取得を通じて子ども・子育て支援の理解を深めています!
担当:金子
【活動内容】
児童福祉分野に興味がある学生を中心に、2年次から保育士資格取得に向け、勉強に励んでいます。保育士試験は筆記試験が9科目あり、筆記試験に全て合格した後、実技試験の2科目を受験し、合格すれば保育士資格が取得できます。
4月から筆記試験に向けた保育士特別セミナーを開講し、10月の試験合格を目指して勉強をしています。セミナーを受講することで基礎的な知識や勉強方法が身に付き、自主学習が効率よく進められます。また、セミナーを受講しているメンバーと教えあうことで資格取得に対するモチベーションを高めることができています。さらに、筆記試験合格後は大学施設内にあるピアノ等を使い、実技試験に向けた練習も可能です。2022年度から始めた保育士特別セミナーですが、現在までに7名の学生が在学中に保育士資格を取得することができました。
【活動と教員の研究・教育との関連性】
福祉学科には「保育・幼児教育」、「子育て支援」、「子ども家庭福祉」などを研究テーマにしている教員が多数います。これらの教員がセミナーでの勉強をサポートすることはもちろんですが、日頃の授業を通して子どもや子育ての現状を詳しく伝えていくことで、深い知識を身に付けることができます。さらに、福祉学科では1年次から保育現場で実践的な学びを行います。これらの学科カリキュラムを通して、保育士試験の勉強だけでは学ぶことができない子どもとのかかわりや保育士の役割についてより深く理解することができます。
【メッセージ】
保育士試験合格を目指し積み重ねた知識や勉強方法は、4年次の社会福祉士試験の際に活かされます。また、保育について学ぶことで、子どもへの理解、子育て支援への理解が深まり、社会福祉士として、より専門性が高まります。さらに、保育士の役割について理解することは、多様な関係機関との連携が欠かせない社会福祉士にとって、より良い連携を考えるうえで大いに役立ちます。
是非、子ども・子育てについて一緒に学び、高度な専門性を持った社会福祉士を目指し、地域で活躍できるソーシャルワーカーになりましょう!