卒業生紹介
社会福祉、ソーシャルワークの分野で活躍する本学卒業生を紹介します。
岡峰 未翔(おかみね みか)さん
- 現在の職場:周南市社会福祉協議会 業務課 生活支援係
<勤務3年目> - 業務内容:日常生活自立支援事業の専門員、その他として法人成年後見担当等
- 大学での学びと現在の業務のつながり
○現在の業務で分からないことがあった場合でも、大学で社会福祉制度やソーシャルワークの、基礎を学んでいたことで、調べること理解することが早くできていると思います。
○大学時代にソーシャルワークの事例を学んでいたことで、「社会にはこういうこともあるのだな」とまずは受け止めることから入ることができていると感じます。
○でも、大学で学んだことと、実際の業務にはギャップがあります。教科書通りには(まったく)いきません! - 現在の業務でやりがいがあること
○日常生活自立支援事業の専門員は、利用者さんのお金を扱うので、信頼関係を築けるように誠実に関わることが重要だと考えています。そこで、「岡峰さんが来てくれてよかった」「岡峰さんが話しやすい人でよかった」と言われることで、信頼関係を築くことができたと感じるときにやりがいを感じます。
○行政に働きかけて、利用者の生活が一歩進んだ時に、やりがいを感じます。
○分からないから教えてくださいと言える職場で、また支援を構築する際に悩んでいるときに、一緒に考えてくれる上司・同僚がいることで、チームとして動いている、ソーシャルワークをしているという実感があります。 - 印象に残っている授業
○大学4年の専門ゼミⅡでグループ研究をして卒業論文を執筆したこと
○実習の振り返りの授業(実習指導Ⅲ)でロールプレイをしたさいに、手も足も出なかった(支援できなかった)という思い出がある。今ならもう少しは対応できるのにという思いがあります。 - 国家試験勉強(学習)のやり方は?
○まず、過去問題集3年分を3回やりました。そのあとに模擬問題集も3回分しました。
○解いた問題を答え合わせする際に、1問につき5つの知識を身に付ける覚悟で、解説をしっかり読み込みました。
○その結果、追い込みの半年で、蛍光ペン6本消費しました。
森下 真有(もりした まゆ)さん
- 現在の職場:社会福祉法人はるか(児童養護施設)
- 業務内容:児童指導員
- 大学での学びと現在の業務のつながり
○ゼミ活動で、ゼミ生が力を合わせて「周南市子ども虐待防止ハンドブック」を作成し、周南市に提出する機会をいただきました。このハンドブックは、広く地域の児童福祉関係者の手に渡り、地域の虐待防止活動に活用されています。1
○個人の卒業研究も、「子ども虐待防止」をテーマに、子どもたちを誰一人取り残さない、健やかな成長を支える地域環境について考える機会を得ました。 - 現在の業務でやりがいがあること
○昨日までできなかったことが、「今日はできた!」という成長を私たちに見せてくれます。この仕事の魅力は子どもたちの成長を最も近い距離で感じることができることです。