「西京銀行地域DX共同研究講座」シンポジウム 開催報告

11月6日(日)、様々な分野から約70名の参加者を迎え、「西京銀行地域DX共同研究講座」の設置を記念したシンポジウム「地域経済と企業のためのDX」を開催しました(会場:周南市役所1階多目的室)。

当講座は周南公立大学と西京銀行が共同し、地域のDX推進を図って設置した共同研究講座です。

冒頭に、共同研究講座教授である奈村が、共同研究講座の概要について説明を行いました。

その後の基調講演では、地域通貨やビットコインなどを具体例に内田 善彦 氏(東京大学 大学院総合文化研究科 特任教授)から、マーケティングを中心にしたデータの活用方法を、守口 剛 氏(早稲田大学 商学学術院 教授)から、お話しいただきました。

第二部のパネルディスカッションは、参加者から寄せられた質問に対する回答という形で実施されました。

パネラーとして講師のお二人に加え、共同研究講座の出資者である西京銀行の 松岡 健 氏(株式会社西京銀行取締役頭取)と、11月1日に新南陽商工会議所会頭になられた赤坂 徳靖 氏(赤坂印刷株式会社代表取締役社長)にご登壇いただききました。

寄せられた質問は...
・デジタルマネーを活用するなかでの地域通貨の活用事例
・ビットコインやブロックチェーンを活用する意義
・マーケティングでのデータ活用が高度化すると、消費者にとって有益となる反面、危険性の有無、等々でした。

パネルディスカッションの様子

時間の都合により全ての質問にその場でお答えすることはできませんでしたが、多数の質問をお寄せいただき、フロアの皆様のDXへの強い関心がパネルディスカッションを盛り上げることとなりました。
ご来場いただきました皆様、ご登壇いただきました皆様には心より感謝申し上げます。

内田先生の講演の中でお話がありました「Mizuki Protocol」をご紹介します。
Mizuki Protocol(※外部リンク)

次回は、2023年2月18日(土)に「(仮称)製造業DXセミナー」を開催します。
製造業にフォーカスした具体例などを織り交ぜ、実践的なセミナーを開催する予定です。