教員紹介

氏名
  • 羽渕 由子
  • HABUCHI Yoshiko
所属/職位
  • 情報科学部 教授
学位
  • 博士(学術)広島大学
研究テーマ
  • 認知心理学,心理言語学,法と心理学
  • やさしい日本語,第二言語習得,司法面接,ヒューマンエラー
企業との共同研究
  • 外国人被害者から正確に負担をかけずに事件や事故についての情報を聞き取るための「児童虐待事案等聴取シート(対象者用)」「通訳介入版 児童虐待事案等聴取シート(対象者用)」を某県警が作成される際に情報提供をおこないました(2021年度)。
  • 某地域の中核病院の薬剤部の計数調製業務における薬剤の間違い(監査時に発見されたヒヤリハットエラー)を約1年間収集し,収集されたエラーと処方箋のデータ,作業場の薬剤棚のレイアウトから,当該薬剤部のエラーの特徴および発生理由について分析をおこない,業務や環境について改善提案をおこないました。(H21年度経済産業省委託事業「サービス工学研究センター基盤整備事業」の一環として実施)
  • 某地域の中核病院の新病棟完成前に外来患者の誘導サービスの評価をウォークスルーシミュレータ(VR環境で実際に歩いて体験するシミュレーター)を用いて評価する手続きについて検討しました。外来患者が受付をおこなって受診し,支払いをおこなうまでの移動を伴うプロセスについて,所要時間,視線カメラ映像,認知的負荷量などの計測をおこない,評価しました。(H21年度経済産業省委託事業「サービス工学研究センター基盤整備事業」の一環として実施)
競争的資金の研究課題
  • 外国人留学生に対する面接のガイドラインの開発:中国語母語話者を中心に(科研費新学術領域研究(研究領域提案型))2014-2015
  • 多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装(科学技術振興機構社会技術研究開発センター安全なくらしをつくる新しい公/私空間の構築」(研究代表:仲真紀子:北海道大学/立命館大学))2015-2019(分担)
  • 多様な言語話者を対象とした「やさしい日本語」による司法面接法の開発(科研費挑戦的研究(萌芽))2021-2023
  • 児童相談所の後方支援を担える社会システムの構築(公益財団法人トヨタ財団2022研究助成プログラム(研究代表:綿村英一郎:大阪大学))2022-2024(分担)
産業界や自治体へのアピールポイント
  • 技術の進歩や社会課題の解決のためには,当事者だけでなく,周辺領域の専門家や技術者が知恵を出し合い,継続的に関わり続ける仕組みが必要だと思います。思いがけない出会いと息の長い取り組みに参画させていただければ幸いです。