児玉 満 准教授

IT技術とデジタルメディアを使いこなす

担当予定科目:

Javaプログラミング
Webアプリケーション開発
情報ネットワークとセキュリティ
AI、コンピュータと人間

専門分野:

情報工学、教育学

受験生へ一言

プログラミングを本当の意味で身につけませんか?

先生に聞いてみました!

どんな研究をされていますか?

 現在は、情報技術を使って教育現場で利活用する方法や、教育に新しい情報技術を導入した場合の効果などについて研究しています。
 GIGAスクール構想などで教育にも色々なICT教材や情報機器が導入されましたが、上手に活用できていない学校などもありそういう場合の手助けになれればと思い、常日頃から情報技術や情報機器を扱えばいいかを考えています。

なぜそうした研究に関心を持たれたのですか?

 大学生の時に、医用工学という医学・工学の分野を融合した分野があり、そこでは機械・電気・電子・情報など工学部で学ぶことができる知識や技術を医療分野に適用し、医療の発展に貢献する分野ということに興味を持ち、そちらの方面を専攻していました。
 大学4年の時に、電気・電子分野で回路を作成し、その作成した回路の精度をデータ収集して評価する実験があり、気温や湿度、部品の精度で結果が変動するから様々な状況に対応した理想値などが予めわかるような、今でいうシミュレータがあれば実際の実験の役に立つのだがと先生に言われたのがきっかけで、卒業研究とは別にパソコンでプログラムを組んでみたところ、高評価で以後の実験実習でそのプログラムが使われることになりました。
 プログラム1つ作ることで、授業に利用され教育効果を高めるられたというのを目の当たりにしたことに面白さを感じたことが、今やっていることに繋がっていると思います。

授業では何を担当されていますか?先生の授業の強みを教えてください。

 もともと専門とは関係なく趣味でプログラムを組んでいたことが、今に繋がっていることから、担当する科目もプログラミングを主としたものを担当しています。
 「Javaプログラミング」はその名の通りでJava言語を学ぶ科目です。Java言語は今では一般的なオブジェクト指向言語であり、OSに依存しないのでどんな環境でも動作させることができ、しかも実行速度が速いなどの利点もあり、情報を扱うシステムの開発にも向いています。また、「Webアプリケーション開発」という科目でもプログラミングの技術は必要ですし、今の社会においてWebアプリは必須のものなのでそれを作ることができる技術を持てば色々なところで活躍できます。
 また、プログラミング言語を1つでも覚えていれば他の言語を扱うのも楽になりますし、自分が作りたいものや面倒な処理をプログラミングで解決することもできるようになります。

プログラミング以外にできることはありますか

 プログラミング以外でも、コンピュータを活用することを普段から考えていますし、以前に短い期間でしたがデザイン会社にいたこともあるので、CGに関する知識や技術もあります。その他にも前に勤めていた学校ではクリエーター関連を担当していたこともあるので、3DCG・音声・静止画・動画・ゲームといったメディアコンテンツの制作もできます。
 教え子にも何人かは某有名ゲーム会社やデザイン系会社に入社した人もいるので、IT関連会社やデータサイエンティストだけでなく、マルチに活躍したい人は、ぜひ周南公立大学情報科学部に来てください。